CL-SYSTEM は、コントローラー・ターミナル・チャンネルの構成で動作します。
現在のターミナルは8個のチャンネルを持ちますが、コントローラーは別に準備する必要があります。
(専用コントローラー令和元年7月発売予定)
M5Stack をコントローラーとして使うために、CL-SYSTEM のファームウエアを M5Stack に書き込む環境の作り方について解説していきます。
Arduino Cli インストール
書き込み方法を変更いたしました。
Arduino 開発環境のインストールとして、以下の情報も残しておきますが、
Arduino-Cli のインストールのページを参考に、環境を作成してください。
なお、両環境とも干渉せず動くように設定を構築しております。
以下は以前の方法です
ご注意ください
Arduino IDE インストール
まず、Arduino IDE をインストールします。ブラウザにて公式サイトを開いてください。
「SOFTWARE」をクリックすると、ダウンロードのページが開きます。
今回は ZIP 圧縮されたものからインストールするので、「Windows ZIP file for non admin install」を選んでください。
「Windows app」を選んだ場合は、インストール先が一部異なってしまいますので、ファームウエアを書き込む際に、一部変更が必要となります。
ちなみに、両方インストールした場合、スタートメニューでは、ZIP 版が「Arduino」、Windows app 版が「Arduino IDE」として登録されます。
表示されたページで、ダウンロードするだけなら「JUST DOWNLOAD」を、寄付してダウンロードするなら「CONTRIBUTE & DOWNLOAD」を押してください。
「JUST DOWNLOAD」なら押した直後に、「CONTRIBUTE & DOWNLOAD」 ならPaypal 等で寄付をする画面が表示され、寄付した後にダウンロードが開始されます。
ダウンロードが終わったら、ファイルを開いてください。
解凍が始まります。
解凍が終わったら、ファイル一覧が表示されるので、「arduino.exe」をダブルクリックして実行してください。
インストールが始まり、途中でファイアーウォールの設定変更を聞かれます。
アップデートのチェック等で使用するものなので、特に問題なければ全て許可にして「アクセスを許可する」を押してください。
ESP32 ATmega1284 開発環境のインストール
インストール終了後、「Arduino IDE」が立ち上がります。
上のメニューの中から左端の「ファイル」を選んで、その中の「環境設定」をクリックしてください。
「環境設定」画面が表示されるので、「追加のオードマネージャのURL」の右端、画像の書類マークをクリックしてください。
「追加のボードマネージャーのURL」ウィンドウが表示されるので、
M5Stack でコントローラーを作成するか、RFID キーや LCD スイッチのファームウエアを書き込みする方は、
公式リンクに従って、
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json
の1行を書き込んでください。
ターミナルのファームウエアを書き込む方は、
公式リンクに従って、
https://mcudude.github.io/MightyCore/package_MCUdude_MightyCore_index.json
の1行を書き込んでください。
今回は、コントローラー作成と、先々はターミナルのファームウエア書き込む前提で、
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json
https://mcudude.github.io/MightyCore/package_MCUdude_MightyCore_index.json
の、2行を書き込みます。
書き込んだら、「OK」を押して閉じて、「環境設定」も「OK」で、閉じてください。
ボードマネージャーへの登録
「Arduino IDE」の上部のメニューから「ツール」を選んで、
「ボード:なんちゃら」にカーソルを持ってくると表示されるメニューの一番上の
「ボードマネージャー」をクリックしてください。
先ほど https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json を追加してあれば、「タイプ」の右のテキストボックスに
ESP32
と、入力すると、「esp32 by Espressif System なんちゃら」と、表示されます。
ここで「バージョンを選択」をクリックして、「1.0.1」を選んでから、画像では「更新」となっている部分が「インストール」となっていると思いますので、
「インストール」をクリックして、インストールが終わるまで待ってください。
ターミナルのファームウエア書き込みが必要なければ、「閉じる」を押して、そのあと「Arduino IDE」自体も、終了してください。
注意:記載時点では、最新のバージョンは 1.0.2 ですが、有線 LAN のライブラリが、一部書き換えないとコンパイルできません。
現時点では 1.0.1 を使用する前提にしております。
先ほど https://mcudude.github.io/MightyCore/package_MCUdude_MightyCore_index.json を追加してあれば、「タイプ」の右のテキストボックスに
mighty
と、入力すると、「MightyCore by MCUdude」と、表示されます。
画像では「削除」と表示されていますが、「インストール」と表示されると思いますので、クリックしてインストールが終わったら、「閉じる」を押して、 そのあと「Arduino IDE」自体も、終了してください。